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たけ屋みずほの和文化ブログ
〇●和文化のススメ●〇 vol.75 【絹ー蚕起食桑】
和文化の時間ですよ~♪
【絹ー蚕起食桑】
五月の二十四節気は、五日が立夏、そして今日は【小満】にあたります。
【小満】は陽気が良くなって、草木が生い茂り、
万物が次第に長じて天地に満ち始めることから小満と言われます。
新緑の鮮やかな若草色もだんだん緑が濃くなってきて、
暑さも感じるようになり、麦も育ち、山野の草木が実をつけ始め、
紅花が盛んに咲きだす頃です。
そして梅の実がなり、走り梅雨などと呼ばれる頃ですね。
田植えの準備も各地で始まります。
そして七十二候の初候
【蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)】
の時期になります。
桑の木も葉が青々としてお蚕さんのごはんとして育ってくれます。
お蚕さんが桑の葉を盛んに食べて成長する時候にあたります。
お蚕さんに桑の葉を与えることを給桑(きゅうそう)といいます。
蚕が桑の葉を食べる音は猛烈で、大雨が屋根を打つ音のように
大きな音がするそうですよ!
(私は実際にはまだこのような光景は見たことがありません。
どなたか見たことがある方はぜひ教えてくださいませ)
昔は日本各地いたる所で養蚕が盛んでしたが、
今ではあまり見られなくなりました。
皇室でも「御養蚕始の儀」が行われ、
皇后様によって何度も給桑が行われ、
「小石丸」などという品種のお蚕さんをお育てになっていらっしゃいますね。
着物にとってお蚕さんはなくてはならないものです。
お蚕さん繭を作り、絹糸を作ってくれます。
絹織物は何千年も前から人々を魅了する繊維でした。
絹の美しさ、しなやかさ、暖かさは貴族の中で珍重され、
シルクロードを辿って何千キロも世界の商人たちが
絹を求めて行き来しました。
日本に伝わってからは、養蚕は暮らしを
支える重要な仕事として普及しました。
現在は養蚕農家も減ってしまっているのが残念なところです。。。
日本が誇る着物、絹織物を考えると今日からの時候
【蚕起桑食】は、特別な時期のように思えますね。
絹の繊維は私たちにやさしく、柔らかく、しなやかで、
軽く、保温性が高く、光沢があり美しい繊維です。
絹の持つ成分「セリシン」はお化粧品、洗顔石鹸、乳液、
美容液などにも利用されています。
お蚕さんにどんどん桑の葉を食べてもらってどんどん成長して、
良質の繭を作ってもらいたいですね!
美しい絹糸を作ってくれるお蚕さんに
想いを馳せてみるのもいいかもしれません(*^_^*)
それでは今日も「和」して心豊かなひとときをお過ごしくださいませね(*^_^*)
和文化で邪気払い!
和文化で福を呼び込んでますますハッピーに♪
和文化で心豊かな人生を!!
最後までお読みいただきありがとうございました(*^_^*)
今日も感謝感謝です(*^_^*)
たけ屋みずほ≪http://www.takeyamizuho.com/≫
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日本に恋しよう♪ 「和」して心豊かな人生を!!
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◆〇◆和文化についてや、
ご感想などをいただけますと
嬉しいです(*^_^*)
⇒ wabunka-kimono@takeyamizuho.com
◆〇◆和文化やきものを楽しむ方にご紹介ください
【たけ屋みずほ 若女将の和文化のススメ】
メールマガジンご登録は
⇒ http://www.takeyamizuho.com/form.php?fN=member
【絹ー蚕起食桑】
五月の二十四節気は、五日が立夏、そして今日は【小満】にあたります。
【小満】は陽気が良くなって、草木が生い茂り、
万物が次第に長じて天地に満ち始めることから小満と言われます。
新緑の鮮やかな若草色もだんだん緑が濃くなってきて、
暑さも感じるようになり、麦も育ち、山野の草木が実をつけ始め、
紅花が盛んに咲きだす頃です。
そして梅の実がなり、走り梅雨などと呼ばれる頃ですね。
田植えの準備も各地で始まります。
そして七十二候の初候
【蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)】
の時期になります。
桑の木も葉が青々としてお蚕さんのごはんとして育ってくれます。
お蚕さんが桑の葉を盛んに食べて成長する時候にあたります。
お蚕さんに桑の葉を与えることを給桑(きゅうそう)といいます。
蚕が桑の葉を食べる音は猛烈で、大雨が屋根を打つ音のように
大きな音がするそうですよ!
(私は実際にはまだこのような光景は見たことがありません。
どなたか見たことがある方はぜひ教えてくださいませ)
昔は日本各地いたる所で養蚕が盛んでしたが、
今ではあまり見られなくなりました。
皇室でも「御養蚕始の儀」が行われ、
皇后様によって何度も給桑が行われ、
「小石丸」などという品種のお蚕さんをお育てになっていらっしゃいますね。
着物にとってお蚕さんはなくてはならないものです。
お蚕さん繭を作り、絹糸を作ってくれます。
絹織物は何千年も前から人々を魅了する繊維でした。
絹の美しさ、しなやかさ、暖かさは貴族の中で珍重され、
シルクロードを辿って何千キロも世界の商人たちが
絹を求めて行き来しました。
日本に伝わってからは、養蚕は暮らしを
支える重要な仕事として普及しました。
現在は養蚕農家も減ってしまっているのが残念なところです。。。
日本が誇る着物、絹織物を考えると今日からの時候
【蚕起桑食】は、特別な時期のように思えますね。
絹の繊維は私たちにやさしく、柔らかく、しなやかで、
軽く、保温性が高く、光沢があり美しい繊維です。
絹の持つ成分「セリシン」はお化粧品、洗顔石鹸、乳液、
美容液などにも利用されています。
お蚕さんにどんどん桑の葉を食べてもらってどんどん成長して、
良質の繭を作ってもらいたいですね!
美しい絹糸を作ってくれるお蚕さんに
想いを馳せてみるのもいいかもしれません(*^_^*)
それでは今日も「和」して心豊かなひとときをお過ごしくださいませね(*^_^*)
和文化で邪気払い!
和文化で福を呼び込んでますますハッピーに♪
和文化で心豊かな人生を!!
最後までお読みいただきありがとうございました(*^_^*)
今日も感謝感謝です(*^_^*)
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2014/05/21 |