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たけ屋みずほの和文化ブログ
〇●和文化のススメ●〇 vol.82 【土用干し】
和文化の時間ですよ~♪
【土用干し】
二十四節気「大暑」を23日に迎え、この夏の一番暑い時期を迎えました。
まさに夏本番ですね!
梅雨が明けて、立秋までの18日間の期間を土用といいます。
「土用」とは五行に由来する暦の雑節で年に4回、立春、立夏、立秋、立冬のまえにあります。
「土旺用事」を「土用」と言い、土用の間は、「土」の気が盛んになるとして、土を犯してはいけない(土を掘り起こしてはいけない)と言われています。
土用の期間は、土を司る土公神(どくしん)という神様が支配するといわれ、土を動かしてはいけないとされてきました。
今でも、家などを建築する際、土を掘り起こしたりする基礎工事などは土用の期間をさける方が多いようです。
土用は季節の変わり目ですから、農作業で体調を崩さないようにとの戒めもあると思われます
そして、この時期の土用は特に「土用の丑」で皆様こぞって鰻を頂きますね!
これは江戸時代、平賀源内が夏に鰻屋が鰻が売れないと困っていたのをみて、「う」のつくものを食べると病気にならないということから「土用の丑の日」には「鰻」を食べよう!ということで店の前に張り紙をしたのが始まりと言われています(*^_^*)
今年は7月29日ですよ♪
栄養満点の鰻のパワーでこの夏を乗り切りましょう♪

さて、この梅雨明けから立秋までの土用の期間に行われるのが
【土用干し】といわれるものです。
これは昔から日本の気候風土に合わせた習慣でいくつかあります。
まずは、梅雨の間に衣服や書物にたまった湿気を抜くために陰干しをすることを言います。
陰干しをすることで衣類や本に風を通してあげて虫がつくのを防ぎます。
特にお着物は湿気を嫌います。
せてめ箪笥の引き出しをあけてあげるだけでも風が通りますので、かびを防止して、虫から守るためにもぜひひと手間かけてあげてください(*^_^*)
大切なお着物ですから大事にしてあげてください(*^_^*)
絹は生き物と言われます。
そうやって土用干し・虫干しをしてあげると着物も喜びますよ(*^_^*)

また、米農家では強い稲に育てるために1週間ほど田んぼの水を抜くのです。
そうすると雑菌の繁殖を抑え、しっかり根を張らせてやがて来る台風の季節の備えになるのだそうです。
皆さんは梅干しを作ったことがありますか?
私はまだ梅干しは挑戦したことがないのですが、梅干しも「土用干し」をするのだそうです。
梅干しの「土用干し」は三日間強い日差しにさらすことによって追熱によって旨味が増して、紫外線の殺菌効果で長時間の保存ができる梅干しに仕上がるのだそうです。
日本の気候風土に即した習慣「土用干し」大切にしたいですね(*^_^*)
それでは
今日も「和」して心豊かなひとときをお過ごしくださいませね(*^_^*)
和文化で邪気払い!
和文化で福を呼び込んでますますハッピーに♪
和文化で心豊かな人生を!!
最後までお読みいただきありがとうございました(*^_^*)
今日も感謝感謝です(*^_^*)
たけ屋みずほ≪http://www.takeyamizuho.com/≫
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日本に恋しよう♪ 「和」して心豊かな人生を!!
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嬉しいです(*^_^*)
⇒ wabunka-kimono@takeyamizuho.com
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〇◆〇 〒467-0806 名古屋市瑞穂区瑞穂通4-45
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http://ameblo.jp/takeya-kimono--wabunka/
でご覧いただけます。
〇◆〇 ご意見・ご感想は
wabunka-kimono@takeyamizuho.com
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「土旺用事」を「土用」と言い、土用の間は、「土」の気が盛んになるとして、土を犯してはいけない(土を掘り起こしてはいけない)と言われています。
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今年は7月29日ですよ♪
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さて、この梅雨明けから立秋までの土用の期間に行われるのが
【土用干し】といわれるものです。
これは昔から日本の気候風土に合わせた習慣でいくつかあります。
まずは、梅雨の間に衣服や書物にたまった湿気を抜くために陰干しをすることを言います。
陰干しをすることで衣類や本に風を通してあげて虫がつくのを防ぎます。
特にお着物は湿気を嫌います。
せてめ箪笥の引き出しをあけてあげるだけでも風が通りますので、かびを防止して、虫から守るためにもぜひひと手間かけてあげてください(*^_^*)
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絹は生き物と言われます。
そうやって土用干し・虫干しをしてあげると着物も喜びますよ(*^_^*)

また、米農家では強い稲に育てるために1週間ほど田んぼの水を抜くのです。
そうすると雑菌の繁殖を抑え、しっかり根を張らせてやがて来る台風の季節の備えになるのだそうです。
皆さんは梅干しを作ったことがありますか?
私はまだ梅干しは挑戦したことがないのですが、梅干しも「土用干し」をするのだそうです。
梅干しの「土用干し」は三日間強い日差しにさらすことによって追熱によって旨味が増して、紫外線の殺菌効果で長時間の保存ができる梅干しに仕上がるのだそうです。
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それでは
今日も「和」して心豊かなひとときをお過ごしくださいませね(*^_^*)
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最後までお読みいただきありがとうございました(*^_^*)
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2014/07/25 |