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〇●和文化のススメ●〇 vol.79 【風鈴 その1】

和文化の時間ですよ~♪

【風鈴】




あつ~い夏、「涼」を求めて私たちは日々の暮らしにいろんな工夫をしますね(*^_^*)


打ち水をしたり、葦簀(よしず)や簾(すだれ)をしたり・・・
その中でも「風鈴」も涼を感じさせてくれる夏の風物詩の一つですね(*^_^*)

暑~い夏に「ちりんちり~ん」と風鈴の音を聞くと涼しく感じますよね~(*^_^*)

風鈴の音を聞くと 「あ~ なんだか涼しい~ 風流だなぁ」と感じますよね(*^_^*)

風鈴の音には不思議な力がありますね~♪

実際に風鈴の音を聞くと体感温度が2度下がるというデータもあるそうですよ(*^_^*)

ちなみに車の騒音は体感温度が2度上がるそうです((+_+))

なので、風鈴の音色でその差4度!

日本人の知恵は環境にも良いのですね~♪


その風鈴の起源は中国で、風の向きや音の鳴り方で吉凶を占う道具だったそうです。
日本には仏教の伝来とともに日本に伝わり、厄除けとして使われていました。

古来から鈴や鐘、太鼓、笛などの楽器は人々の暮らしに深く関係していました。

音は獣や魔物を追い払って、命を守る楯でもあり、また、仲間や神様を引き寄せる合図でもありました。

そういえば神様の祭りごとには雅楽は欠かせませんものね。

神社でも鈴を鳴らして神様に拝みますし、

仏壇の前ではお鈴を鳴らしてご先祖様を拝みますね。


お寺では、相輪やお堂の軒の四方に「風鐸」(ふうたく)と呼ばれるものが吊り下げられています。

これらは青銅でできており、強い風が吹くとカランカランというやや鈍い音がします。

強い風は流行病や悪い神をも運んでくると考えられていたことから、邪気除けの意味でつけられており、

この音が聞こえる範囲は聖域であるので災いが起こらないといわれています。

中国では唐の 時代に竹林の東西南北に風鐸(ふうたく)を吊り下げて物事の吉兆を占う「占風鐸」というものがあり、それが日本に伝来したのが風鈴の元祖といわれています。

平安時代 後期には貴族の屋敷でも軒先に魔除けとして風鐸を吊るしたことがあったとも言われています。

強い風とともにやってくる疫病や魔を除けるための物として使われた青銅製 の風鐸ですが、気温湿度が上がり菌が繁殖しやすく病も広まりやすい暑くなる夏の時期の魔除け道具として、暑気払いのためとして使われるようになりました。

風鈴も私たちの身を守ってくれる大切な道具の一つだったのです!!



その風鈴といえば・・・江戸風鈴や南部鉄器などの風鈴が有名ですね(*^_^*)

江戸風鈴は古代シルクロードからガラスの製法が伝わり、大正時代になり南部鉄器の風鈴が作られるようになり、今に伝えてくれているのですね~(*^_^*)

風鈴って改めていいものだなぁ~なんて思いましたよ(*^_^*)



それでは※※ユーザー名※※さん、

暑い中にもほんの少し「涼」を感じる工夫して夏を楽しんで過ごしてくださいませね(*^_^*)

「和」して心豊かなひとときをお過ごしくださいませね(*^_^*)

最後までお読みいただきありがとうございました(*^_^*)

今日も感謝感謝です(*^_^*)








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2014/07/14

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